引っ越しの早割って？デメリットや安く引っ越すコツを解説

引っ越しを検討する上で、ほぼ全ての人ができるだけ安く済ませたいと考えているはず。

そこで1度は、「早めに予約した方がお得なのかな？」「新幹線などのように、早割とかないのかな？」と、疑問に思う人は多いのではないでしょうか？

結論、引っ越しにも早割はあるんです！

ということで今回は！

引っ越し業者の早割とはどういうものなのか、デメリットはあるのか、そして引っ越しをより安く済ませるためにはどうすればよいのかを、詳しく解説していきます！

転々としていないと気が済まない、引越しを愛し引越しに愛された女。20代半ばにして引越し回数は10回。これまで、ファミリー、一人暮らし、同棲、シェアハウスと、大体の引越しは経験済み。引越し回数は今後も更新される予定。

引っ越しの早割とは？

早割は、各引っ越し業者が行っている割引システムの1つ。

「引っ越しの〇ヶ月前までに予約をしてくれれば、〇円割引しますよ」というような、早期に予約することで、料金を割り引いてくれるものです。

業者によって割引の程度は変わりますが、予約は1ヶ月～3ヶ月前までとしているところがほとんどとなっています。

早割を提供している引っ越し業者はどんなところ？

まず、大手の引っ越し業者は、早割を行っているところがかなり少なく、ほぼないと言っても良いでしょう。

ただもしかすると、早割を表向きにしていないだけで、見積もり時に「早く予約してくれたから、少し割引しますね」といった値引きをしてくれるところがあるかもしれません。 

逆に早割を提供しているのは、地域密着型の引っ越し業者など、あまり全国展開をしていないような引っ越し業者のようです。

早割のメリットとデメリット

一見お得そうに見える早割。

もちろんメリットもあるのですが、デメリットも存在するんです。ぜひ知っておいてほしい情報なので、しっかり確認してください！

メリット

早割のメリットは、予定を組みやすいところ。

何かとバタバタしてしまう引っ越し期間ですが、引っ越し日が早くに決まっていれば、それに合わせて引っ越し準備を進めれば良い、という指標になるので準備が進めやすくなるのです。

予定を決めて作業できれば、効率良く引っ越し準備を進めることができますよね！

デメリット

引っ越し業者というのは、基本的に直前、直近のスケジュールを埋めたがります。

そのため、空きがあるところを埋める形で予約ができれば、かなり大幅な割引が期待できるのです。その場合、早割を使用するよりも安くなる可能性があります！

しかし、新生活前の3月～4月頃など、引っ越し業者が繁忙期となる期間は要注意。引っ越し直前に予約をしようと思っても、空きがなく申し込めない可能性があります。

引っ越しを安くするコツはあるの？

早割以外にも、引っ越し料金を安くするコツはたくさんあるんです。

ここからは、筆者が過去の引っ越しで実際に安くできた例を交えながら、お得に引っ越すコツを紹介していきます！

繁忙期を避ける

引っ越し屋さんにも繁忙期があり、その期間に引っ越すとなると、通常の値段よりかなり高額になってしまいます。引っ越しの時期を自由に決められるのなら、繁忙期はできるだけ避けたいところです。

• 引っ越し業者の繁忙期
  • 新生活に向けた3月～4月
  • 人事異動が行われる9月～10月

筆者も、引っ越し業者を利用する場合は繁忙期は避けるようにしており、そのお陰か、引っ越し料金を高いと感じたことはあまりありません。繁忙期の料金があまりにも高いなと感じる時は、引っ越しの時期をずらせないかを検討してみるのも良いでしょう。

時間指定をしない

ほとんどの引っ越し業者さんが導入しているのが、時間指定をしないプラン。予約の時に日程だけ決めておいて、時間は前日に決定します。時間指定ができない分お安くなるので、可能な限りこのプランで契約するのがおすすめです。

ただ、前日に「〇時～〇時の間に伺います」と連絡があるため、少々スケジュールが組みにくいのがデメリット。

筆者の場合は「14時から18時の間に伺います」と言われ、間が4時間もあったために当日になっても予定が決められず、かなり行動しづらかったことがありました。ですが、お安く引っ越しを済ませられたので、筆者は大満足でした。

相見積もりをする

相見積もりというのは、複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれの値段を比較することです。何社も来てもらうことで選択肢も増えるため、絶対にやっておいて損はないと思います。

しかし、値段だけで比較すると後で後悔する可能性もあります。もちろん、安くて質の良い業者さんは多いのですが、中にはとても雑な仕事をする業者さんも。

筆者が安さで決めた時は、見積もり時の営業さんがとても良い方に見え、問題なさそうに感じていたのですが、引っ越し当日に来た作業員さんが少々雑でヒヤヒヤさせられました。

安いところはダメ！というわけではありませんが、高いところはやはり、それなりに荷物を大切に扱ってくれるイメージがあります。値段だけに囚われず、サービスの質も見極めることが重要です。

できる限り荷物を減らす

荷物の量によっても、引っ越しの料金は変動します。なので、可能ならばできる限り荷物を減らしましょう。

引っ越しを機に断捨離をしてみると案外すっきりしますし、軽やかな気持ちで新生活を始められますよ！

知り合いに手伝ってもらうか、自分たちでやる

究極の節約は、引っ越し業者に頼まないことです。

頼れる知り合いがいる人は、引っ越し作業を友人や知り合いに頼むのも、一つの手です。難しそうに思えますが、男友達や、女の子でも複数人集まれば、案外自分たちで引っ越し作業はできてしまうもの。

必要経費は、レンタカー代と、手伝ってくれた仲間にお礼としてご飯を奢る代金、程度で済むでしょう。

ただ、素人の引っ越し作業は、けがをする恐れや壁や床にキズをつけてしまうなど、様々な危険が伴うので、無理はせずに行ってください。

しっかり調べてお得に引っ越ししよう

引っ越しのプランやサービスは色々な種類がある上に、引っ越し業者によってもかなり違いがあります。沢山ある引っ越し業者の中から自分に合ったものを選ぶのもかなり大変で、骨が折れそうですよね。

ですが、比較サイトを利用したり、まとめサイトでサクッと調べるだけでも十分情報は得られます。楽に情報収集をしながら、お得な引っ越しを目指してみてください！